元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(73)が27日、東京都庁で会見し、東京都知事選(7月5日投開票)への正式な出馬を表明した。無所属の立候補で、今回が3回目。
宇都宮氏は「東京都知事選に出馬する決意を固めたので、その意思表明を行わせていただきます。市民団体から都民の声を聞かせてもらったり、出馬の要請をいただいています。いろんな方から要請があり、徐々にそういう声に押されて出馬の意思を固めてきた」と経緯を説明した。
会見では第2、3波に備えた新型コロナウイルス感染症に関する医療体制や補償の徹底、カジノ誘致計画の中止などを「緊急の3課題」に挙げ、学校給食や都立大学の授業料無償化を「重視する8課題」と位置づけた。「政治、自治体は都民、市民、国民があしたの希望を持てるような政策を打ち出していかないといけない。この国の政策を見ていると、希望を感じる国民は少ないのでは」と力を込めた。
宇都宮氏は2012年と14年の都知事選に出馬し、ともに次点だった。16年は出馬を表明したが、立候補を見送った。今月25日に自身のツイッターを更新し、「東京都も緊急事態宣言が解除されることになりましたので、都知事選への出馬を表明させていただきます」とつづっていた。