北海道は28日、空知(そらち)地方にある美容業の店舗で女性客2人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、感染者計6人の集団感染が発生したと発表した。岩見沢市内の美容室とみられる。
道は、道内で19件目のクラスター(感染者集団)の可能性があるとみている。
道によると、この店では26日時点で女性従業員3人と女性客1人が陽性と判明。28日は新たに50代と70代の女性客2人の感染が確認された。従業員3人と客3人の計6人がこの店で感染したとみられる。
発症後も勤務していた従業員もおり、道は店の顧客らの調査を進めている。
この店をめぐっては、28日までに客と従業員の同居家族や職場の同僚計5人の感染が判明した。
道によると、この店では客に手指消毒やマスクの着用を求めるなどの感染予防策をとっていたという。
道は「店の顧客を特定できており、不特定多数に注意喚起をする必要がない」として、店名の公表を控えている。
道内では、これまでに病院や介護施設など18件のクラスターが発生。このうち12件がほぼ収束している。
道によると、28日午後5時時点の道内の感染者は延べ1078人。このうち治療中の患者は222人で、うち12人が重症。28日までに86人が亡くなっている。