長野・坂城 少年ら3人死亡 近隣に不安広がる 現場に残された拳銃2丁

長野県坂城町上平の市川武範さん方で、長女の飲食店従業員、杏菜さん(22)、次男の高校1年、直人さん(16)ら3人が頭部を負傷した状態で発見され、27日に死亡が確認された。死亡したもう1人は暴力団関係者で、現場に拳銃のようなものが2丁残されていたこともあり、近隣住民は不安に包まれた1日を過ごした。
現場はしなの鉄道テクノさかき駅から南西に約1キロの、田畑や緑に囲まれた閑静な住宅地。事件発生後も警察や報道陣以外はひっそりとしていた。近くに住む70代の女性は「夜に救急車が来たけど気に留めていなかった。その後、玄関が複数のパトカーや救急車の赤色灯で真っ赤になっていて驚いた」と当時の状況を振り返る。
県警組織犯罪対策課によると、市川さん一家は暴力団関係者ではなく、市川さん夫妻と長男は事件の容疑者には該当しないという。
近くに住む70代の男性は「市川さんの家はあまり近所付き合いをしない家だったので、家のことはよく分からない。長くここに住んでいるが、警察にお世話になることは一切なかったのに」と不安そうに話した。