スタジオ放火、前日までに決断か=用意した包丁使われず―京アニ放火

京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)が遅くとも事件前日までに、ガソリンをまいて放火しようと決意していたとみられることが30日、捜査関係者への取材で分かった。
青葉容疑者は「当初は包丁で襲うつもりだった」と供述しており、京都府警は、直前に襲撃手段を変更した経緯を調べている。
防犯カメラの映像などによると、青葉容疑者は昨年7月15日、自宅があるさいたま市で調達した包丁6本を持って京都に到着。同17日午前に京都府宇治市のホームセンターで、台車やガソリンを入れる携行缶を購入した。
青葉容疑者は翌18日に第1スタジオにガソリンをまいて放火した。包丁は事件後、同容疑者が所持していたかばんの中から5本、現場近くの路上から1本見つかったが、使われた形跡はなかった。
捜査関係者は、襲撃手段について「台車を購入した時点までには切り替わっていた」と指摘。計画を練り直した上で、事件当日の朝、放火するためにガソリンを調達したとみている。
[時事通信社]