自宅のドラム式洗濯乾燥機に長男(3)を約1時間半閉じ込めて脱水症状にさせたとして、茨城県警ひたちなか署は30日、同県ひたちなか市馬渡、会社員、星野堅一容疑者(37)を傷害容疑で逮捕した。署によると「けがをさせるつもりはなかった」と容疑を否認している。機械を作動させてはいなかった。動機など詳しい事情を聴いている。
逮捕容疑は、30日午前8時~同9時35分ごろ、長男を自宅のドラム式洗濯乾燥機に閉じ込め、全治2日の脱水症状にさせたとしている。星野容疑者が自ら「長男の呼吸が荒く、汗をかいている」と119番通報し、「洗濯機に閉じ込めた」と説明した。長男は意識があり、命に別条はない。外傷はなかった。
署によると、星野容疑者は妻(28)と長女(5)、長男の4人暮らし。これまで県警に虐待を疑わせる相談は寄せられていないという。【韮澤琴音】