集団感染の武蔵野中央病院、新たに15人感染確認…計31人に

集団感染が発生している東京都小金井市の「武蔵野中央病院」は2日、新たに患者12人と職員3人の感染が確認されたと発表した。同病院の感染者は計31人(患者24人、職員7人)になった。
病院によると、5月21日、精神科閉鎖病棟に勤務する職員1人の感染が判明。29日までに、同病棟の入院患者と職員に発熱などの症状が出て、PCR検査の結果、16人の感染が確認された。
この病棟には計62人が入院しており、症状の出ていなかった残りの患者と、勤務する職員約30人にPCR検査を行ったところ、新たに15人の感染が判明した。
病院は今後、厚生労働省クラスター対策班の指導を受けながら、全患者に健康調査を実施し、職員を対象にPCR検査などを進める。