ライフル誤射か、隣家の雨戸に弾丸貫通 63歳男性が点検中 福岡

11日午前11時20分ごろ、福岡市早良区飯倉の住宅街で女性から「発砲音が聞こえた」と110番があった。警察官が駆けつけたところ、民家2階の外壁に穴が開いており、福岡県警早良署は民家に住む非常勤職員の男性(63)が屋内でライフル銃の弾丸1発を誤射したとみている。弾丸は男性宅の壁を突き抜け、約10メートル離れた隣家1階の雨戸をも貫通したとみられる。隣家では雨戸前で女性が庭仕事をしていて危ないところだったが、けがはなかった。
早良署によると、男性は狩猟目的のライフル銃を所持する許可証を持っており、弾丸の装(そうてん)状況などを点検中に誤って引き金を引いたとみられる。弾丸は隣家の3枚重ねの雨戸も貫通したとみられ、雨戸内側の壁に弾痕が見つかった。庭で植木の枝切りをしていた隣家の女性は「急にパーンと音がして、何だろうと思ったら雨戸に穴が開いていた。怖いですよ。命拾いした」と驚いた様子だった。
県警によると、県内では2019年末時点で1995人が許可を受けた猟銃など計4433丁を所持しており、このうちライフル銃は471丁。ライフル銃は散弾銃や空気銃より殺傷能力が高いため、所持には10年以上の射撃経験などが必要になる。【大坪菜々美、中里顕、田崎春菜】