安倍首相と麻生副総理が異例の“密談”…10.25解散総選挙に現実味

安倍首相と麻生副総理兼財務相が10日、官邸で約1時間にわたり2人だけで異例の“密談”を行い、臆測を呼んでいる。3密回避が叫ばれるさなかの“濃厚接触”に、永田町関係者は「衆院解散の相談か」と騒然。実際、これまでも2人は、解散前には必ず“密談”している。

「安倍首相は節目節目で麻生さんに相談しています。このタイミングで1時間も会ったのは、追い詰められている裏返しです。何しろ、支持率が急落しただけでなく、若手からも政府批判の声が上がり、安倍1強が崩れつつある。危機感を強めているのは、天敵の石破さんと二階幹事長が接近し始めたことです。しかも、菅官房長官まで離反する可能性が強まっている。もし、二階―菅―石破がタッグを組んだら、安倍首相は引きずり降ろされかねない。麻生さんとの会談をオープンにしたのは、“解散があるぞ”と党内を牽制し、反アベの動きを封じ込める狙いでしょう。解散となれば、公認権を握っている総理総裁には誰も逆らえませんからね」(官邸事情通)

ただし、会談はただの“脅し”だけではなさそうだ。

「やはり、1時間の会談は長い。相当話し込んだはずです。国会閉会後の政治日程を精査し、解散や内閣改造のタイミングまで詰めたと思う。また、安倍首相は自分の身に何かあった場合は麻生氏に後を任せたいと伝えた可能性もある。政界ではポスト安倍は麻生太郎という話も流れ始めています」(永田町関係者)

現状、有力視されている解散時期は「秋」。9月末解散、10月25日投開票とみられている。来年に延期された東京五輪、5カ月後に迫る米国大統領選、野党の情勢が関係しているという。

「国際オリンピック委員会のコーツ調整委員長が、10月をメドに東京五輪開催の可否を判断すると明言している。11月はトランプ米大統領の2期目をかけた選挙がある。『五輪中止』『トランプ敗北』なら、政権は大ダメージ。悪影響が出るよりも前に解散を打つ方が得策。それに、野党の足並みが揃う前なら大敗はない。秋の臨時国会冒頭が解散のベストタイミングだろう」(前出の官邸事情通)

どこまでも姑息なヤツだ。