自民党衆院議員の河井克行前法相(広島3区)と妻の案里参院議員(広島選挙区)が自民党に離党届を提出したことが17日わかった。党関係者が明らかにした。党執行部は受理する方針。河井夫妻を巡っては、案里氏が初当選した昨年7月の参院選に関連し、違法に現金を配布したとの疑惑が浮上し、検察当局が捜査している。
検察当局は、17日の国会閉会を待って、公職選挙法違反(買収)容疑で夫妻を本格的に取り調べる見通しだ。夫妻はこれまでの取材に対して、不正への関与を否定しており、議員辞職はしないとみられる。
克行氏は広島県議を経て1996年に衆院議員に初当選し、当選7回。首相補佐官や自民党総裁外交特別補佐を歴任し、昨年9月に法相で初入閣したが、一連の疑惑が発覚した同10月に法相を辞任した。