任期満了に伴う東京都知事選が18日、告示された。政治団体「ホリエモン新党」から出馬したNHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)は都庁前で第一声を上げた。
同氏がユーチューブでのあいさつに用いるおなじみのフレーズを開口一番に「東京都知事選挙に勝って、NHKをぶっこわーす! からの~いってらっしゃい!」と叫ぶと約10分間の第一声で、報道陣含め100人超のギャラリーに訴えた。
今回の選挙の争点について、「コロナ問題」と挙げ、「これを言ってもわかりづらいので争点は1つ。『バカか賢(かしこ)か』。この日本の政治家の大半はバカです。賢い人はそんなにいない。ホリエモン新党が尊敬している堀江貴文さんのような人は誰もいない」と力説した。
現職で再選を目指す小池百合子都知事に対しては、「発想があまりにも古すぎる。これをバカという。もうバカが政治するのいい加減やめて下さい」と痛烈に批判。「ホリエモンは合理的、科学的なことを発信したら、“自粛警察”にバンバンたたかれる。だから、『バカと賢』の戦いなんですよ」と語気を強めた。
また、立花氏はかねてより小池百合子氏と同姓同名の候補を擁立する可能性に触れていたが、結局かなわず。「小池さんのは戦略的なもので引き伸ばしていた。本来は堀江貴文氏の同姓同名を探していた。だが大々的に言えなかったので、いずれかそれをやりたい」と語った。