ノーベル賞の本庶氏、「オプジーボ」特許料巡り小野薬品を提訴…226億円支払い求める

がん免疫治療薬「オプジーボ」に関連する特許の対価を巡り、ノーベル生理学・医学賞受賞者の

本庶佑
( ほんじょたすく ) ・京都大特別教授は19日、薬を製造販売する小野薬品工業(大阪市)を相手取り、約226億円の支払いを求めて大阪地裁に提訴した。
請求するのは、オプジーボの類似薬「キイトルーダ」を販売する米製薬大手メルクから、小野薬品に支払われた特許使用料の一部。
訴状によると、小野薬品などは2014年、メルクに対し特許侵害訴訟を起こした。17年にメルクがキイトルーダの売り上げの一部を支払うことで和解した。小野薬品は、この訴訟に協力してもらう報酬として、メルクから受け取った金額の40%を本庶氏に支払うことを口頭で約束した。
小野薬品はその後、1%に相当する約5億3600万円を支払うことを通知。本庶氏は、昨年末までに受け取るはずだった金額との差額約226億円の支払いを求めることにしたという。
小野薬品は「訴状が届いていないためコメントできない」としている。