自民党が、ダーウィンの「進化論」に絡めて憲法改正の必要性を訴え、「誤った理解だ」「ダーウィンの言葉ではない」などとネット上で疑問の声が上がっている。共産党の小池晃書記局長も22日の記者会見で「進化論を社会に当てはめることはやってはいけない。ナチスの民族浄化、人種差別とか歴史の教訓だ」と批判した。
問題となっているのは、自民党広報ツイッターの19日の投稿。4コマ漫画で「ダーウィンの進化論ではこういわれておる」と切り出し、「唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」と指摘。これを踏まえ「いま憲法改正が必要と考える」と主張する内容だ。
投稿への反響について、23日の会見で見解を問われた自民党の二階俊博幹事長は「何を言っても意見が出るのが民主主義で、この国の良さだ」とかわし、「(進化論が取り上げられ)ダーウィンも喜んでいる」と記者団をけむに巻いた。
[時事通信社]