昨年7月の参院選を巡る大規模買収事件で、衆院議員の河井克行・前法相(57)(自民党を離党)が現金を提供したとされる94人の中に、後援会関係者や地域の有力者、陣営関係者が数十人含まれていることが関係者の話でわかった。後援会関係者や有力者については、投開票日の1~2か月前頃に妻の案里・参院議員(46)(同)のポスターとともに渡され、克行容疑者から「掲示の手間賃」などと説明されたケースもあったという。
資金提供の時期が参院選に近く、選挙で「実動部隊」を担う相手でもあることから、東京地検特捜部は、買収の意図を裏付ける根拠とみている。