フジテレビの人気番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(22)が亡くなった問題で、母親の響子さん(43)が8日、読売新聞の取材に応じ、同局側への不信感を示し、「何があったのか本当のことをしっかり調べ、世間に公表してほしい」と訴えた。
花さんは5月23日に死亡するまで、番組内の言動についてSNS上で激しく中傷されており、自殺を図ったとみられている。響子さんは、インターネット上で花さんが攻撃され、悩んでいたにもかかわらず、同局側が放送を続けたことなどについて、「炎上商法。花を、人間ではなく、お金もうけの道具として見ていた」と、怒りをあらわにした。同局や番組制作会社から弁護士を通じて面談の打診を受けたが、不信感が大きく、応じていないという。
響子さんは、ネット上の匿名の書き込みについて、「モラルが通じない人には厳しい処罰が必要。悪質なものを削除する仕組みを作ってほしい」と訴えた。さらに、「花の名前でNPOを作りたい」と話し、ネット上の中傷に悩む人たちを救う相談所の設立を目指す考えも示した。フジテレビは、今回の問題の検証を進めており、内容がまとまり次第、公表するとしている。