二木芳人氏、国の感染症対策に警鐘…「完全に今経済の方に軸足が乗ってしまって、感染への配慮があるのかな」

11日放送のテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜・前6時)で、東京都では10日に243人の感染者が新たに確認されたことを報じた。
東京都は、9日に224人が確認されており、2日連続で過去最多を更新した。スタジオで昭和大の二木芳人客員教授は、243人の感染者数は「最近の流れからみれば予測された数ではあります。でも多すぎます。急に増えてきました。手を打たないといけない状態を示している」と指摘した。
国土交通省が旅行代金の半額相当額を支援する「GO TOトラベルキャンペーン」を22日から開始するが二木氏は「今のタイミングで移動は少し控えていただく。不要不急のお仕事で移動されることは仕方ないと思うんですが、特に旅行、観光で積極的に動くことは、東京を中心とした首都圏で控えていただくのは当然だと思います」とした上で「このタイミングでGo Toキャンペーンは好ましいことではないと思っています」と指摘していた。
さらに「ここで感染症を抑制する有効な手を打たない限りは一般の方に安心感が生まれない。そうすると街に出て行くのもおのずと自粛していっておられると思います、心ある方は。そうするとお店を開けていてもそこにお客さんが来ない。そうなれば経済は回らない」と指摘し、感染防止対策を「東京都、周辺の3県の知事、知恵を絞っていただく。国も後押しをして完全に今経済の方に軸足が乗ってしまって、感染への配慮があるのかなと思うぐらい、最近前のめりに経済を押しておられますので、少しその辺は考えていただかないと、感染症を見ている人間からは思います」とコメントしていた。