毎日新聞は11日、岐阜県下呂市が豪雨に襲われた8日早朝の映像を入手した。
市内の男性が午前6時半ごろ、下呂市小坂町小坂町(おさかちょうおさかまち)の自宅近くで撮影した。午前2時半に市内全域に避難指示が出されたが、家の前の道路は川のように水があふれ、一晩中、外出できなかったという。普段は水がチョロチョロと流れている谷を茶色い濁流が滝のように流れていた。濁流に運ばれたと思われる倒木や材木が路上に散乱していた。水が流れ込む小坂川も満水だった。
同市は8日午後5時までの24時間降水量が338・5ミリで観測史上1位を更新し、孤立する集落や住宅の浸水被害が相次いだ。
男性の妻は「雨の激しさを記録するため、外に出られそうなタイミングを見計らって撮影した」と説明した。【井口慎太郎】