群馬県みどり市のわたらせ渓谷鉄道大間々駅隣接の公衆トイレの市民ボランティア「郷土を美しくする会」による週1回の清掃が10日で1200回目を迎えた。会のメンバー男女8人はこの日もトイレに集まり、床や便器、ゴミ箱に至るまで、慣れた手つきで約30分間、清掃作業をこなした。
清掃は1997年7月24日、大間々町商工会の講演会で呼んだ経営コンサルタントの「自然豊かないい町なのに大間々駅のトイレが汚いですね」の一言がきっかけ。講演を聴いた若手商店主らが「このままでは悔しい。自分たちでやろう」と翌日早朝から清掃を始め、台風や大雪の日も途切れることはなく、23年間続いた。
美しくする会の松崎靖会長は「会の合言葉は『凡事徹底』。地域のため、小さいこと、人の嫌がることをいとわずコツコツ積み重ねた結果だ」と話した。【大澤孝二】