果樹に被害、カメムシ大量発生…暖冬原因か・県全域に注意報

リンゴやナシなどに害を及ぼす「果樹カメムシ類」が大量発生しているとして、群馬県は13日、県内全域に発生予察注意報を発令した。県内での発令は2014年度以来6年ぶり。特に多いのがチャバネアオカメムシで、県農業技術センターは農薬散布など農家に早期の対策を求めている。
同センターによると、このカメムシは7月になるとスギ・ヒノキをエサに繁殖するが、エサが少ないと果樹園に飛来してリンゴ、ナシといった果物やナスなどの汁を吸い、果実の奇形や落下の原因となる。
同センターが渋川市や高崎市、中之条町など県内7地点で行った7月上旬の調査では、6地点で平年の数値を2~4倍上回った。暖冬だったため、越冬しやすかったことなどが原因とみられる。
既に果樹園内に飛来しているケースもみられ、同センターは早めに園内外の見回りをするように呼びかけている。