小池百合子都知事「連絡取れない感染者は1人」加藤厚労相に反論

東京都の小池百合子知事は14日、加藤勝信厚労相が都内の新型コロナウイルスの感染者のうち、連絡が取れなくなっている人の数を都が把握していないと批判したことに対して、「連絡が取れないのは1人だ」と反論した。
小池氏はこの日夜、都庁で報道陣に対し、連絡が取れない人が大勢いるとの一部報道なども「大きな誤りだ」と否定し、「引き続き連絡が取れなくなるような方に対しては、注意を払う必要があると思うが現時点で1人だ」と述べた。
都はこの日、13日時点で医療機関への入院や、ホテルなどでの療養に分類されていない「入院・療養等調整中」としていた277人(13日新規感染者を除く)を調査。14日午後2時時点で、連絡が取れなくなっている人は1人だけだったことを明らかにした。
加藤氏は14日の記者会見で、感染者のうち連絡が取れない人数などの具体的な情報がないことに不快感を示し、「これまでも確認を再三お願いしている」と都の対応をチクリ。菅義偉官房長官も同日の会見で、感染者の所在把握については「自治体の責任の下でやってもらっている」との認識を示した。
国内の感染者増加を巡る菅氏の「東京問題発言」など、連日政府側から横やりを入れられている小池知事だが、「国も心配になると思うが、数字は毎日動く」と淡々と語り、「電話をかけても出ない方がいることは事実。健康観察のために連絡しているので、しっかり出ていただきい」と“音信不通”になる感染者にも苦言を呈していた。