青森県西目屋村の「好きです西目屋ふるさと親善大使」を務める歌手の吉幾三さん(五所川原市出身)が16日、同村の田んぼで稲刈りを行った。刈り取った稲は「幾三米(いくぞうまい)」として、村のふるさと納税の返礼品などとして活用される。
村での米作りは今年で4年目。役場近くの田んぼ(10アール)に鉢巻き姿で登場した吉さんは、小型の稲刈り機を使って、黄金色に実った県産米「まっしぐら」の稲を丁寧に刈り取った。
刈り取りには、タレントで民謡歌手の黒石八郎さんや夏休みを利用して訪れた青山学院大国際政治経済学部の学生12人らも参加。稲を自然乾燥させる天日干し作業などに汗を流した。村によると収穫した米は約600キロになるという。
吉さんは「私が刈った米だと思って食べてくれるだけでもありがたい」と村へのふるさと納税を呼びかけていた。初めて稲刈りをしたという同大3年の中川大雅さん(21)は「農家の苦労を感じることができた。地元に帰って米を栽培している吉さんの姿勢を尊敬している」と話していた。【藤田晴雄】