茨城県は22日、新型コロナウイルス感染症対策協議会を開き、感染が再拡大する第2波の感染者数は、県内で最大670人に上るとの試算を明らかにした。試算結果は第1波の感染者数の約4倍に上り、これに対応するには医療機関の病床は約500床、宿泊療養施設は約300室を確保する必要があるとした。
県協議会は、国が提供した推計ツールで計算。クラスター(感染者集団)の発生による一時的な感染者増を考慮し、高齢者を中心に感染が広がると仮定。計算の結果、ピーク時の入院患者は440人、療養施設の入所者は230人に上った。
第2波の感染者数の推計値は、県が第1波の収束を宣言した6月上旬時点の感染者数168人の約4倍で、県の担当者は「病床や療養施設は試算人数よりも余裕を持って確保する」とし、約800の病床と療養施設を準備する。第2波での検査件数は最大で1日に1100件と推計した。
協議会の岡部信彦委員長は「医療機関と行政が情報共有し、地域ごとに感染の実情と合った病床の運用をしていくべきだ」と指摘した。【韮澤琴音】