観光業支援の半額宿泊券 ネットオークションに出品 山口県「営利目的転売やめて」

山口県が新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ観光業の支援策として販売した半額宿泊券が、ネットオークションに出品されている。公金が個人の利益に転用されることになり、県は「営利目的の転売はやめてもらいたい」と呼び掛けている。
宿泊券は1枚2500円。協賛した県内宿泊施設262軒(21日現在)で5000円として使用でき、差額を県が負担する。17日に県内、20日に中国・四国・九州に範囲を広げて販売し、計35万枚が売り切れた。9月ごろに更に15万枚を全国で販売する予定だ。県は24日までに少なくとも6件、ネットオークションに出品された宿泊券を見つけた。5割増しの1枚3750円程度で売られている例があり、出品者が利益を得ることになる。宿泊券には転売しないよう注意書きがあるが強制力はなく、違法性はないという。【降旗英峰】