新たに2人職員感染、市役所全職員のPCR検査へ

島根県雲南市の50歳代男性職員の新型コロナウイルス感染に関連し、県は24日夜、新たに市職員の男性2人の感染を確認したと発表した。2人は先に感染が確認された職員と同じ市役所3階で勤務。相次ぐ感染確認を受け、県は市役所で働く全職員を対象としたPCR検査の実施を決めた。県内の感染者は28人となった。
発表によると、2人は、21日に感染が判明した26例目の職員と会話する程度の接触はあったが、濃厚接触者ではないという。いずれも同じ階で働く人を対象とした検査で感染を確認したが、「本人の特定につながる可能性が高い」として、年代は公表していない。
28例目の職員は、15日から断続的に発熱を繰り返し、17日以降、医療機関を受診。持病に伴う発熱と診断され、26例目の職員の感染判明後まで検査されなかった。27例目の職員は無症状で、2人とも25日に感染症指定医療機関に入院した。
また、28例目の職員は検体採取まで通常通り勤務し、窓口業務も担当。県は13日以降の3階来訪者を幅広く検査する方針で、不安のある人は保健所への相談を呼びかけている。
一方、県は25日、市役所勤務の全職員を対象に加え、約300人の検体を採取した。27日には、全員の結果が判明する見通し。市は職員に結果の判明まで不要不急の外出を控えるよう求め、27日は市役所を閉庁し、職員は自宅待機とする。
27、28例目の職員とも同居者らは全員陰性と確認されたほか、発症2日前からの行動歴に、不特定多数が利用する施設の長時間滞在などはなかったという。