三重県などが3日に発表した新型コロナウイルスの感染者は計20人で、県内で1日に発表された感染者としては最多となり、県発表の感染者は延べ144人になった。三重大医学部の学生のクラスター(感染集団)も発生しており、県は感染経路の調査などを急ぐ。
20人の内訳は、20歳代12人、40歳代3人、10歳代、50歳代各2人、30歳代1人。居住地は津市が最多の9人で、同県鈴鹿市5人、同県四日市市、同県桑名市各2人などとなっている。
2日に感染者として発表のあった男子学生1人を含め、県がクラスターと認定した三重大医学部の男女の学生計10人はいずれも津市在住。このうち8人は7月23、24日に別の友人5人と和歌山県を訪れ、29日には5人が三重県内でゴルフをしていた。このほか、一緒に食事をしたり、自宅を訪れたりしていたという。
三重大は前期の講義をオンラインで実施している。同大は「キャンパス内の感染の可能性を調査中」としている。感染経路は今のところ不明だが、ほぼ同じ時期に発症しており、県は津保健所に対策本部を設置し、学生たちの部活動や利用した飲食店を含め、調査を進める。
また、20人のうち4人は名古屋市を訪れていた。四日市市の20歳代の飲食店勤務の男性や、桑名市の20歳代の会社員男性は、7月に名古屋市で買い物をしたり、友人と食事をしたりしていた。