一足早く2学期スタート 大阪・東大阪市などで始業式

新型コロナウイルスの感染拡大による長期休校の影響で、夏休みを大幅短縮していた大阪府東大阪市や八尾市など一部の小学校で17日、一足早く2学期の始業式を迎えた。短い夏休みを終えた児童たちは、「せめて2週間は休みたかった」などと声を上げつつ、少し日焼けした姿で元気に登校した。
公立小の夏休みが9日間と、全国で最も短い自治体の一つ、東大阪市。市立英田南小学校では、夏休みが短縮されたことなどを考慮し、児童に休養を取ってもらおうと夏休みの宿題を無くした。感染対策のため、一堂に会しての始業式をやめ、池田ゆり校長が放送で「いつもより早いスタートですが、頑張っていきましょう」とあいさつ。児童は各教室で静かに聞き入った。
式後、児童は「川でキャンプをした」など夏休みの思い出を発表。授業日数確保のため、国語などの授業も午前いっぱい行われた。香港で仕事をしている父を訪ねる予定が中止になったという6年の蘇(そ)宏基さん(11)は「短い休みだったけど、読書など自分の時間を楽しんだ」。富原こはるさん(11)は「いつもより早く友達に会えるのはうれしい」と話した。
文部科学省が7月に公表した調査では全体の95%の公立学校が長期休暇の短縮を予定。夏休み期間を16日間とした学校がもっとも多く、最短は小中学校が9日間、高校が4日間だった。