高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定で北海道寿都町が文献調査の応募について9月中に方針決定する考えを示していることについて、鈴木直道知事は18日、厚真町で「1カ月で判断するのは拙速だ」と批判し、放射性廃棄物を受け入れがたいとしている道の条例の順守を求める考えを示した。
鈴木知事は「全国の核のごみが北海道、後志、寿都に集まるという入り口に立つ重要な課題。慎重な判断をしてほしい」と述べる一方、「新型コロナでどの自治体も厳しい。夕張市長だったので(最大20億円の)交付金がほしい気持ちもわかるが、札束でほおをたたくようなやり方はどうなのか。国にどういう考えでその状況に至ったか確認したい」と選定の手法に苦言を呈した。【平山公崇】