連日の猛暑のなか、21日は岡山県高梁市や大阪府豊中市で39・3度とうだるような暑さに見舞われた。37・9度を観測した奈良市の奈良公園周辺では、天然記念物「奈良のシカ」が道路脇の側溝に身を沈めて酷暑から“避難”する光景が見られた。
政府の「Go Toトラベル」キャンペーンの影響もあってか、にぎわいを取り戻しつつある公園周辺では、アイスクリームや冷たい飲み物で涼を取りながら散策を楽しむ観光客の姿が目立った。夫婦で観光に訪れた東京都の会社員、中田仁志さん(56)は、日陰で汗をぬぐいながら「まるで地獄のような暑さ。シカたちも気の毒だ」と話した。
気象庁によると21日の主な各地の気温は、京都市中京区で38・8度、兵庫県西脇市、大阪府枚方市、京都府京田辺市で38・7度。大阪市中央区で38・6度で、いずれも今年最高だった。【小宅洋介】