広島・山林遺体 知人男性「金銭トラブルで暴行」 遺棄容疑で女性も逮捕

大阪府警が覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した無職、森本豊容疑者(43)=福岡市中央区=が、「知人の遺体を広島の山に捨てた」と供述していることが、捜査関係者への取材で判明した。府警は供述に基づき東広島市内の山林を捜索し、26日に遺体を発見。8月上旬から行方不明になっている大阪府内の40代男性とみて身元の確認を進めている。
府警は27日、遺棄に関与したとして、森本容疑者の知人、安田こずえ容疑者(46)=大阪市生野区=を死体遺棄の疑いで逮捕。森本容疑者についても、同容疑で事情を聴いている。森本容疑者は「男性と金銭トラブルになり、暴行したら死んでしまった」と供述しているという。
府警捜査1課によると、親族が20日、「(森本容疑者が)『知人を殺した』と言っている」と府警に相談。同日、森本容疑者が出入りしていた安田容疑者の自宅マンションを訪問したところ、森本容疑者が自殺を図って軽傷を負った。
府警は、森本容疑者の尿から覚醒剤が検出されたとして21日に逮捕。マンションの防犯カメラには8月上旬、遺体を運び出す森本容疑者らとみられる複数の人物が映っており、他にも関与した人物がいるとみて調べている。
府警は森本容疑者らがワゴン車で遺体を運んだとみて捜査し、26日に東広島市の山林で遺体を発見。遺体は損傷が激しく、司法解剖して死因を調べる。【土田暁彦、安元久美子、森口沙織、澤俊太郎】