昨夏参院選をめぐり、地元首長や県議らに票の取りまとめを依頼、現金を提供したなどとして、公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた衆院議員で前法相の河井克行被告(57)=自民離党=と、妻で参院議員の案里被告(46)=同=の第2回公判が28日、東京地裁(高橋康明裁判長)であった。検察側は現金提供先や金額が記載されたリストを発見した経緯などを説明した。
検察側の説明によると、リストは「陣中見舞い等」「選対スタッフ支給表」の2種類。克行被告の議員宿舎や議員会館事務所、広島市の自宅それぞれのパソコンの「あんり参議院議員選挙,19」というフォルダに保存されていたが、昨年11月3、4日にデータ消去ソフトなどで削除された。
克行被告はノートにメモを取りながら、案里被告はじっと聞いていた。
[時事通信社]