6月に枯れた盛岡の名水、「青龍水」が復活 「乾杯したい」

水が出なくなっていた盛岡市鉈屋町の湧き水「青龍水」が復活し、31日から利用を再開した。
江戸時代から生活用水として地域住民に親しまれてきたとされ、環境省選定の「平成の名水百選」にも選ばれた青龍水は、6月上旬ごろに枯れた状態になった。雪解け水が少なかったことで地下水の水位が下がっていたことも考えられたが、管理する団体が水をくみ取るポンプの劣化も原因の一つと考えて7月中旬に取り換えたところ、水が出たという。その後、市保健所の検査を受けて利用の再開が決まった。
31日は午前9時から地域のボランティア「青龍水を潤す会」の3人が清掃した。同会事務局の吉田政弘さん(76)は「ホッとした。青龍水は町の宝で誇り。これからも大事にしていきたい」と話した。くみに訪れた同市三本柳の千葉和男さん(66)は「水道水とは違いコクがある。枯れるとは思っておらず、復活が待ち遠しかった。青龍水で妻と乾杯したい」と喜んでいた。【山田豊】