台風9号の影響で、長崎、佐賀、福岡各県ではけが人が相次ぎ、長崎県内で男女5人、北九州市では60~80歳代の男女計6人、福岡市で4人が軽傷。佐賀県では新聞配達中の男性(60歳代)がバイクで走行中に倒木に乗り上げて転倒するなど、3人がけがを負った。
長崎市では世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「外海の
出津
( しつ ) 集落」にある旧出津救助院(長崎市西出津町)の瓦や雨戸の一部が強風で飛ぶ被害が出た。長崎県対馬市では、厳原港の桟橋が落ちたり、道路沿いの電柱が傾いたりするといった被害が出た。
交通機関も乱れ、JR西日本によると、山陽新幹線は2日夜から3日午前8時頃にかけて広島―博多間など計24本が運休。JR九州によると、在来線でも筑肥線や長崎線で始発から運転を見合わせた。九州電力によると、3日午前9時現在、長崎県で約6万5750戸、福岡県で約340戸など4県で計約7万1220戸が停電している。