東京都の小池百合子知事(68)は4日の定例会見で、自民党総裁選について「東京五輪・パラリンピックとコロナ対策、経済対策について、都としてもどのような政策になるのか注目していきたい」と述べた。記者からは候補者の中で菅義偉官房長官が優勢であることについても問われたが、言及しなかった。
両氏の溝は深い。菅氏は7月、国内の新型コロナウイルス感染拡大について、「圧倒的に『東京問題』と言っても過言ではない」と発言。これに対し小池氏が、政府による「Go To トラベル」に絡み「むしろ国の問題だ」と反論し舌戦を繰り広げるなど、首都と国の連携強化も総裁選後の課題となる。
東京都では4日、新型コロナの感染者が新たに136人確認された。目安となる3日前の検査実施件数は5400件。重症者は3日から1人増の28人で、累計の感染者数は2万1475人となった。これまで金曜日は感染者数が比較的多く確認される傾向にあるが、この日は136人で、金曜日では7月3日(124人)以来、約2か月ぶりの100人台となった。
小池知事は都内の感染状況について「新規感染者は減少傾向を示しているが、再び増加に転じないように厳重な警戒が必要な状況だ」とくぎを刺した。