東京都は7日、上野動物園(台東区)で、8日から一般公開する新設のジャイアントパンダ舎「パンダのもり」の完成記念式典を行った。
西園に完成した3代目の新パンダ舎は、広さが東園にある旧パンダ舎の約3倍。次の繁殖期に向けて引っ越してきたリーリー(力力、雄)とシンシン(真真、雌)の2頭も環境に慣れつつある。最大6頭まで飼育が可能で、同園の担当者は「これから2年連続で双子が生まれても大丈夫」と太鼓判を押す。
一方、2頭の子パンダで、6月に3歳になったシャンシャン(香香、雌)は旧パンダ舎に“残留”。年末に中国への返還期限を控え、検疫などを考慮して、移動させない方がいいと判断したという。
同園は新型コロナウイルス感染防止のため、現在は1日の入園者を6500人に制限。1人につき1回、入園後最初に旧パンダ舎を見る順路になっていたが、新パンダ舎ができたことで、園の人気者に会える機会が増える。内覧した小池百合子知事(68)は「ウィズコロナの時代に、パンダが来園者の心を癒やし、あしたへの活力を養う存在になってほしい」と期待を寄せた。