19日午後3時50分ごろ、福井県高浜町の関西電力高浜原発1、2号機敷地内のトンネル工事現場で「トンネル内で作業中に気分が悪くなり倒れた人がいる」と作業員から119番があった。県警によると、10~60代の男性作業員9人が酸欠のような症状を訴えて病院に運ばれ、10代の1人が一酸化炭素中毒で重症、8人は軽症という。
関電によると、現場はテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」を建設するための作業用トンネルで長さ約700メートル。協力会社の作業員ら10人が午前9時ごろから、内壁を補強するためアセチレンガスを使って溶接作業をしていた。入り口から約20メートルの地点で10代の作業員ら2人が倒れて一時意識不明になり、他の7人も気分が悪くなったという。【高橋一隆、塚本恒】