「としまえん」プールで女児死亡、遺族が賠償求め提訴

東京都練馬区の遊園地「としまえん」(閉園)のプールで昨年8月、埼玉県朝霞市の小学3年女児(当時8歳)が死亡した事故で、女児の遺族が運営会社「豊島園」や親会社の「西武鉄道」(ともに東京都)などに約7500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。14日の第1回口頭弁論で被告側は請求の棄却を求めた。
訴状によると、女児は家族で来園し、プールの「水上エア遊具」でライフジャケットを着用して遊んでいたが、遊具の下で心肺停止状態で発見された。死因は溺死だったという。
原告側は、子供が遊具の下に潜り込むと、ライフジャケットの浮力で脱出が困難になると指摘。両社は潜り込みを防ぐネットを設けたり、監視員を十分に配置したりすべきだったのに、怠ったとしている。また、遊具を設置した「エム・ジー・アール」(広島県)や、監視業務の委託を受けていた「CUZMAT」(横浜市)も連帯して賠償責任を負うべきだと主張している。
西武鉄道は取材に、「ご遺族に改めてお悔やみ申し上げる。当社の主張は訴訟の中で明らかにしてゆく」とコメントした。