青ざめた女性「延焼しそうで怖かった」…廃業旅館が全焼、温泉街は騒然

21日午後3時5分頃、群馬県渋川市伊香保町伊香保の旅館「油屋旅館ホテル紅葉」跡から煙が出ていると、通行人から119番があった。鉄筋コンクリート造り8階(一部木造3階)の建物と、ハンバーガー店などが入る隣の2階建て店舗が全焼した。旅館は十数年前に廃業しており、けが人はいなかった。
渋川署によると、下層階から出火したとみられる。
現場は旅館や土産物店が密集する石段街の最上部。4連休のさなかの石段街は多くの人でにぎわっており、宿泊客らが避難するなどして騒然となった。
石段街で土産物店を営む50歳代の女性は、店内の客を誘導して石段の下の方へ避難させた。「この辺りは古い建物ばかり。延焼してきそうで怖かった」と青ざめた表情で話した。
石段街では、昨年3月にも住宅や飲食店が全焼する火事が起きている。