金属探知機が鳴ったのに、スマホ見過ごす…逮捕の男が留置場で自撮り・送信

高知県内の警察署で6月、逮捕・勾留された男が留置場内にスマートフォンを持ち込み、「自撮り」した留置場内の画像を複数の知人に送信していたことが県警への取材でわかった。男は下着の中にスマホを隠しており、勾留前の身体検査で金属探知機が鳴ったが、署の当直責任者ら5人は近くの金属製の机に反応していると思い込んで見過ごしており、県警は5人を本部長注意などの処分とした。
スマホなどの携帯電話は証拠隠滅などを防ぐために留置場への持ち込みは禁止されている。県警によると、男は6月、署内の留置場で勾留された際、持ち込んだスマホで自分の姿やトイレの小窓などを撮影し、複数の知人に無料通信アプリ「LINE」などを使って画像を送信。
男がトイレに長時間いることを不審に思った署員が確認し、スマホの持ち込みが判明した。県警によると、送信された画像は県警の要請で知人が削除しており、拡散はないとしている。
県警は、留置業務が不適切だったとして、今月7日付で当直責任者だった50歳代の男性警部を本部長注意、留置管理課員4人を所属長注意の処分とした。