国内で半年ぶり豚コレラ確認、群馬の養豚場5390頭殺処分へ…知事「痛恨の極み」

群馬県は26日、高崎市の養豚場で家畜伝染病「CSF(豚熱=豚コレラ)」の感染が確認されたと発表した。国内での豚への感染確認は、3月に沖縄県で確認されて以来、半年ぶり。県は27日から、この養豚場で飼育している約5390頭の殺処分を始める。
県によると、この養豚場では9月初旬から、子豚などに下痢の症状があり、25日までに計約200頭が死んだことが確認された。同日に養豚場から通報を受けた県は、子豚3頭から検体を採取し、26日に国の検査機関で感染が確認された。
この養豚場では豚へのワクチン接種を行っていたが、感染が確認された子豚は下痢の症状があることから、接種を見合わせていた。
群馬県の豚の飼育頭数は62万9000頭で全国4位。記者会見した山本一太知事は「養豚県として豚熱が入り込まないように手段を講じてきたが、痛恨の極みだ。感染拡大防止を徹底したい」と話した。