投資関連会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)による投資詐欺事件で、出資法違反と詐欺罪に問われた元会長の銅子(どうこ)正人被告(43)は30日、名古屋地裁(宮本聡裁判長)で開かれた第2回公判で、出資法違反については起訴内容を認め、詐欺罪については「だますつもりはなかった」と否認した。
銅子被告の公判は約1年3カ月ぶり。2019年7月の初公判で認否を留保し、争点や証拠を確認する期日間整理が続いていた。
検察側は冒頭陳述で「被告は『キング』と呼ばれるテキシア社の最高権力者だった。投資で多大な利益を得た資産家を装って金を集めた」と指摘。弁護側は「経営実権は前社長の男(59)が持ち、銅子被告は海外で成功した実業家を演じて広告塔として利用されたに過ぎず、詐欺には当たらない」と主張した。
起訴状によると、銅子被告は16年7月~17年8月、テキシア社への出資名目で8人から計1億円をだまし取ったほか、配当金の支払いなどを約束して資金を集めたとされる。【井口慎太郎】