父親を刺殺か 殺人未遂容疑で23歳男を逮捕 東京・練馬

3日午後9時ごろ、東京都練馬区中村のアパートの一室で、「男の騒ぎ声が聞こえる」と110番通報があった。警視庁練馬署員が現場の室内にいた男を聴取。居間から男性が背中から血を流して倒れているのが見つかり、男が「父親を刺した」などと話したため、殺人未遂の現行犯で逮捕した。
男性は60代で男の父親とみられ、搬送先の病院で死亡。背中や腹などを刺されており、同署は容疑を殺人に切り替えて、詳しい動機などを調べている。
同署によると、逮捕されたのは、この部屋に住む無職の久住佑太容疑者(23)。父親と2人で暮らしていたといい、「父親と口論になり、殺して自分も死のうと思った」などと供述している。室内からは包丁など複数の刃物が見つかったという。