茨城虐待死、妻「夫が毎日のように暴行」…3回訪問の市「見つけられずショック」

茨城県ひたちなか市の生後1か月の女児が虐待死した事件で、殺人容疑で逮捕された父親で同市田彦の会社員小沼勝容疑者(28)が県警に「泣き声にストレスを感じていた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。小沼容疑者の妻(24)は「(小沼容疑者が)毎日のように暴行していた」と説明しており、県警は裏付けを進めている。
発表によると、小沼容疑者は7月15~23日頃、自宅で長女・舞香ちゃんを繰り返し暴行し、殺害した疑い。舞香ちゃんは24日朝、病院で死亡が確認された。捜査関係者によると、小沼容疑者と妻は病院で「(娘は)入浴中、急にぐったりした」などと説明したという。
別の捜査関係者によると、妻は舞香ちゃんが死亡する前、携帯電話のメッセージ機能を使い、知人に虐待を相談していた。小沼容疑者に知られないよう、履歴は消去していた。
一方、妻が初めての子どものため悩みを抱えている可能性もあるとみて、市の保健師らが7月10~20日の間に3回、自宅を訪問していた。妻が子育てへの不安を漏らしたため、保健師は育児相談に乗る市の担当者を伴い、再訪問する予定だった。
市の担当者は「支援をしてきたつもりだが、(虐待を)見つけられなかったのはショックだ」と話している。