8日午前1時半頃、北海道寿都(すっつ)町新栄町の片岡春雄町長(71)宅で、窓ガラスが割れて網戸が焦げていると町長から寿都署に通報があった。けが人はいなかった。同署は現住建造物等放火未遂容疑で町内の70歳代の男から事情を聞いている。
片岡町長は、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場選定を巡り、8日にも立地調査の第1段階にあたる「文献調査」への応募を表明する予定。捜査関係者によると、男は「表明をじゃましたかった」と話しているという。
片岡町長は「火炎瓶のようなものが投げ込まれ、すぐに水をかけた。(選定を巡る議論を)冷静に受け止めてほしい」などと話した。