炎上する乗用車から男性を救出 79歳の深作さんに感謝状 茨城県警

茨城県警石岡署は23日、炎上する乗用車から男性を救出したとして、石岡市内の会社役員、深作正己さん(79)に、感謝状を贈った。
署などによると15日午前0時15分ごろ、市内の自宅で寝ていた深作さんは、大きな音で目を覚ますと、国道355号脇で車が大破しているのを発見。現場で意識のない男性を見つけて119番通報したが、ボンネット付近から火の手が上がったため、自らドアをこじ開けて男性を引きずり出したという。
感謝状を受け取った深作さんは「火の手が上がっていたが、怖さよりも助けようという思いが勝った」と振り返った。【庭木茂視】