静岡県は女性職員の体を触ったり、性的な内容のメールを送ったりするセクハラ行為があったとして県交通基盤部の出先機関の副班長級の男性職員(40)を停職3カ月の懲戒処分にした。10月30日付。県によると、男性職員は強制わいせつ容疑で書類送検されたが、不起訴になった。
県の調査によると、男性職員は昨年7月末~10月下旬の間、同僚の女性職員に対して、抱きしめたり、胸を触ったりするなどして複数回にわたって体を触り、性的な内容のメールを携帯電話に送信したとしている。両者の証言が一致した行為だけでも、6回にわたって体を触っていた。メールの送信もデータが残っている分だけで相当数に上るという。
男性職員と女性職員は上司と部下でなく、職務上の接点があった。男性職員は県の聞き取りなどに「被害者に申し訳ない。反省している」と話している。
女性職員が昨年11月下旬に人事課に相談して発覚。県内の警察署に今年1月、被害届を出した。男性職員は7月29日に容疑不十分で不起訴になった。
記者会見した小野田裕之・県行政経営局長は「被害者の職員に多大な迷惑をかけ、県民の信頼を損なう結果となり、深くおわびします」と頭を下げた。【山田英之】