教授が勤務表の改ざん強要、雇い止め示唆も…非常勤教授らパワハラ訴え

山形大職員組合は2日、記者会見を開き、同大工学部有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市城南)で働く、非常勤(有期雇用)の教授や研究員計4人が、同じ研究室の常勤の男性教授からパワハラ行為を受けていると訴えていると発表した。被害を受けた4人のうち1人の男性教授は9月末に退職したという。
発表によると、4人は50~60歳代の男性で、2人は教授、2人は研究員。
退職した男性教授は同センターで働き始めた昨年10月頃から、残業をしていないように勤務表を改ざんさせられたり、常勤の男性教授から雇い止めを示唆するようなことを言われたりしたという。ほかの3人も同様の被害を受けていると主張している。
この問題では、米沢労働基準監督署が、4人のうちの1人である60歳代の男性に対し、昨年8月分から時間外勤務分の手当を支払っていなかったとして、同大に対し、労働基準法に基づく是正勧告をしていたことも分かった。勧告は10月14日付。
同大や職員組合によると、昨年8月~今年9月の時間外勤務はないとする出勤簿が提出されていた。
同大は「今後内部調査を進めて適正に対処する」としている。