代替わり儀式を締めくくる「立皇嗣の礼」あす挙行へ

一連の代替わり儀式の締めくくりとなる「立皇嗣(りっこうし)の礼」が8日、皇居・宮殿「松の間」などで挙行される。立皇嗣の礼は、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となられたことを天皇陛下が内外に示される「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」などの儀式で構成。国事行為として行われる儀式は、8日で完了する。
同日午後には「宣明の儀」の後、陛下が初めて秋篠宮さまと会われる「朝見(ちょうけん)の儀」が行われ、秋篠宮さまが天皇、皇后両陛下にお礼の言葉を述べられる。当初予定されていた祝宴「宮中饗宴(きょうえん)の儀」は、新型コロナウイルス感染防止のため中止された。
関連儀式として、皇太子の守り刀とされる「壺切御剣(つぼきりのぎょけん)」を陛下が秋篠宮さまに授けられる儀式や、秋篠宮ご夫妻の宮中三殿へのご拝礼も予定されている。
国事行為としての代替わり儀式は、上皇さまが譲位した昨年4月30日の「退位礼正殿(せいでん)の儀」から始まった。「令和」に改元された翌5月1日は、陛下が「三種の神器」などを受け継ぐ「剣璽等承継の(けんじとうしょうけい)儀」、即位して初めて三権の長らに会われる「即位後朝見の儀」などが執り行われた。
陛下は同10月22日、「即位礼正殿の儀」で、即位を国内外にご宣明。同11月10日にはパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」も行われた。
立皇嗣の礼は上皇さまの譲位から1年を前に、今年4月19日に行われる予定だったが、感染拡大で半年以上延期となっていた。両陛下と秋篠宮ご夫妻は今月初旬、儀式所作を確認する「習礼(しゅらい)」に臨まれており、側近は「締めくくりとなる儀式に向け、心をこめて準備されている」と話す。