「群馬の兵士」介し偽造在留カード密売か…ベトナム人19人逮捕

偽造された在留カードを密売するなどしたとして、群馬、山口両県警は12日、いずれもベトナム国籍で山口県光市の建設作業員の男(24)、群馬県大泉町の無職の男(28)ら22~37歳の男女19人を入管難民法違反などの疑いで逮捕したと発表した。
発表によると、建設作業員の男と無職の男は2月、大泉町のベトナム人の女(35)に偽造在留カードを売った疑い。調べに対して容疑を認めている。
群馬県警が4月、無職の男を旅券不携帯の疑いで逮捕したところ、偽造カードの密売人と判明し、背後のグループが浮上。両県警は7月、偽造在留カードを売った疑いで建設作業員の男の自宅を捜索して逮捕。室内では販売前のものとみられる偽造カード数枚が見つかった。このほか、これまでにグループのメンバーらとみられる17人を不法残留などの疑いで逮捕した。
メンバーが使っていたベトナム語で「群馬の兵士」というSNS上の掲示板などを介し、偽造された在留カードや健康保険証、就労証明書、学生証が3000~8000円で販売されていた。2年半ほど前から400枚以上売っていたとみられる。
逮捕された19人のうち、前橋、山口両地検はこれまでに建設作業員の男と無職の男を含む9人を起訴し、10人を不起訴とした。