自民大阪府連総務会長が府議団活動費175万円を私的流用 除団含め処分検討

自民党大阪府議団の原田亮幹事長は17日、団トップで府連総務会長も務める奴井(ぬい)和幸総会議長(堺市北区選出)が団活動費(団費)175万円を私的に流用していたと明らかにした。団に請求されるタクシー券約30万円分も私的に使っていたといい、20日に綱紀委員会を開いて除団の可能性も含めて処分を決定する。
団費は、公費で成り立つ政務活動費とは異なり、所属議員から毎月3万円を徴収して会合時の弁当代や、団が雇う職員の給与の一部に充てている。10月に帳簿を管理している職員が交代したことがきっかけで奴井府議の私的流用が判明したという。
原田幹事長によると、奴井府議は2016年5月以降、幹事長らに許可を得ることなく団費を繰り返し、私的に利用するなどしていた。問題発覚を受けて11月に設置された綱紀委員会の聞き取りに、奴井府議は流用を認め、謝罪。既に全額を返済しているという。
原田幹事長は「大変恥ずべきこと。税金の使われ方をチェックする立場である以上、我々もお金の使い方について襟を正さないといけない」と説明。総会議長に就く奴井府議について「今の役職を続けることはできないだろう」と話した。【石川将来】