元島根大病院医師が入院患者にわいせつ行為 容疑で島根県警逮捕、3回目

就寝中の女性入院患者にわいせつな行為をしたとして、島根県警出雲署は17日、島根大病院(同県出雲市)の元勤務医、梅本洵朗(じゅんろう)容疑者(29)=同市白枝町=を準強制わいせつの疑いで逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。梅本容疑者は別の準強制わいせつ罪などでも起訴され、逮捕は3回目。
逮捕容疑は2019年6月14日午後1時半ごろから15日午前0時ごろまでの間、同病院に入院していた20代の女性患者が寝ていた際に、わいせつな行為をしたとしている。
梅本容疑者は19年12月に同僚の女性医師宅に侵入し、下着1枚を盗んだ疑いで逮捕・起訴されている。さらに、19年2月に同病院に入院していた別の女性患者に薬物を投与し、昏睡(こんすい)状態にしたうえで下半身を触ったとして準強制わいせつの疑いで再逮捕され、17日に同罪で起訴された。
関係者によると、梅本容疑者は呼吸器系専門の内科医として18年4月に同病院に着任。逮捕後、所持していた記録媒体から病院内で撮影したとみられる複数の女性のわいせつな画像が見つかり、県警が捜査していた。県警は17日の逮捕容疑の被害者についても、薬物を使ったかどうか捜査している。
同病院によると、梅本容疑者の勤務態度は良く、同僚から信頼されていたという。井川幹夫病院長は「被害に遭われた患者さんに対し、多大なご迷惑をかけて申し訳ない。信頼回復に全力を尽くす」とのコメントを出した。梅本容疑者は20年4月、研修制度の一環で島根県立中央病院(出雲市)に移っていた。【小坂春乃】