兵庫知事の最高級公用車 「県民として理解できない」県議がリース契約解除を要請

兵庫県知事の公用車をトヨタの高級車「レクサス」から最高級車「センチュリー」に切り替え、費用が年約1・5倍になったことについて、丸尾牧県議(56)は18日、リース契約を解除するよう井戸敏三知事に申し入れた。記者会見した丸尾県議は「県民感情として理解できない。早期に契約を解除して、低燃費車や電気自動車などに借り換えるよう求める」と話した。
知事公用車をめぐっては、県が2019年8月にレクサスからセンチュリーに切り替え、リース費用が1・47倍になったことが20年10月、県議会の決算特別委員会で明らかになった。井戸知事は安全性や快適性などから「総合的に妥当」との説明を繰り返した。「次の借り換え時に車種は検討する」と述べているが、リースは7年契約のため、中途解約には否定的な姿勢を示している。
丸尾県議は21年3月末で中途解約した場合の県の負担額を独自に試算。これまでのリース代498万円に加え、違約金として767~947万円が必要とした。7年間のリース代総額は2091万6000円のため、丸尾県議は「解約が早いほど県の負担は小さくなる。リース会社に中途解約の見積もりを求めて公表すべきだ」と述べた。【藤顕一郎】